筆の持ち方で文字が変わる!初心者におすすめの基本と応用
- kimuratsubasa2
- 9月29日
- 読了時間: 2分
知っていましたか?「筆の持ち方」を少し変えるだけで、文字の表情が劇的に変わることを。
「持ち方が分からない」「思うように線が書けない」と悩む方も多いですが、実はとてもシンプルな工夫で改善できます。この記事では、初心者でも分かりやすい「基本の持ち方」と「線質を変える応用の持ち方」を解説します。
この記事で分かること
筆の持ち方の基本
軽やかな線を書くコツ
力強い線を書くコツ
書の表現力を広げる工夫
筆の持ち方の基本(双鉤法・単鉤法)
まずは基本の持ち方から。筆は人差し指・中指を内側に押し、それを親指で外側に押さえ返して持ちます。
三本の指で支えることで、筆が安定します。これを「双鉤法(そうこうほう)」と呼びます。
もうひとつの基本が「単鉤法(たんこうほう)」。人差し指と親指の二本だけで支える方法です。
シンプルですがやや不安定なので、初心者には双鉤法をおすすめします。

筆を持つ位置で変わる表現
筆は「どこを持つか」で線の質が変わります。
基本の位置は軸の真ん中より少し上ですが、上や下にずらすことで表現の幅が広がります。
軽やかな線を書きたい時(上方を持つ)
筆の上部を持つと、リーチが長くなり筆が大きく動きます。
そのため、伸びやかで軽やかな線になります。
ただし、少し不安定さも出るので注意が必要です。
力強い線を書きたい時(下方を持つ)
筆の下部を持つと、リーチが短くなりコントロールしやすくなります。
結果として、安定した強い線を出せます。
逆に、軽やかさは出にくくなります。

まとめ
基本は三本の指で支える「双鉤法」がおすすめ
軽やかな線 → 筆の上方を持つ
力強い線 → 筆の下方を持つ
基本位置から上・下に移動するだけで表現が広がる
筆の持ち方を少し工夫するだけで、文字は驚くほど美しく変わります。ぜひ今日から試してみてください。
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