はじめに

 

練習を開始する前に確認したいこと

目次

 

1.オンライン講座の学習方法

1.練習シートをダウンロードし、ご家庭のプリンターなどで印刷してください。

*練習シートは各課題のページからダウンロードできます。

*用紙はご家庭用のコピー用紙などをお使いください。

プリンターをお持ちでなくても、お近くのコンビニエンスストアのコピー機でネットプリントサービスで印刷できます。注:店舗による

2.書き方の動画をご確認ください

*先にご自身で練習してから、後で動画を確認するか、先に動画を見てから、後で練習するか、是非、ご自身に合った方法を見つけてください。

3.練習シートで練習をしてください。

4.分からない箇所など、動画を参考にしながら、何度も練習してください。

<添削コースを受講されている方の提出方法及びスケジュールは、個別にご案内いたします。>

 
 

2.お道具の準備<必ずご用意ください。小筆・墨液・小皿>

まずご用意していただきたいのは、「小筆」「墨液」「小皿」の3つだけ。

*墨液を使用するので、硯は必要ありません。小皿は何でも良いです。

*墨液を使用する理由:もちろん、墨は磨った方が良いですが、まずは墨液を使用しましょう。はじめは筆運びや文字造形に意識していただきたいので、墨の磨り方や墨色は次の段階で学びましょう。また、近年では、実用書では「和紙」でなく、「洋紙」が使用されるケースが多く、磨った墨より、墨液の方が相性が良い場合もあります。

<小筆の説明>

 

毛の種類は、イタチ・たぬき・猫など様々で、どれを選んでも構いません。値段も毛の種類やブランドなどでピンからキリであります。自分の手に馴染む使いやすい筆が見つかるまで、色々な筆を試してみることをオススメします。ご自身にとって書きやすい筆を探し求めることも書く楽しみのひとつとなるでしょう​!

筆は穂先が、命毛と呼ばれるほど、最も大切です。きれいな円錐形になっているものを選びましょう。少しでも歪んでいたり、穂先が乱れていたら、思うような線が書けません。

実用書用の小筆のサイズは、鋒の直径が3-6mm、鋒の長さが15-30mmという感じです。

ご自身の手に馴染むものがあれば、それがベストです。

 

*実技動画で使用している小筆のサイズは、鋒の直径5mm、鋒の長さ22mmです。軸の長さは、15.5cmです。(実用書の場合、軸は短めの方が書きやすいようです。)

 

<ポイント>実用書で使用する小筆の場合は、高価なものを一本持ち、それを使い続けるのではなく、高価でなくても良いので、ご自身の気に入った書きやすい筆で同じものを数本持ち、順に使う方が、筆が長持ちします。(練習を続けるうちに、紙との摩擦で穂先が擦れて、先が効かなくなってしまうからです。)*価格帯は500-1500円程度が良いでしょう。

良い筆は、やはり書道の専門店で手に入れることが確実です。日本の仮名用の小筆、もしくは、中国の小楷筆で探して下さい。今ならインターネットで専門店の筆がすぐ手に入ります。ご利用されてはいかがでしょうか。(オンライン無料講座ではお道具の斡旋は出来かねますのでご了承ください。)

また、その他に用意していただきたいお道具については、

・墨液(¥100-)

・小皿 (¥100-)

​墨液は、近所の文房具屋さんなどで売られているもので十分です。

(墨を磨りたいという方はご相談ください。但し、初めからたくさんのことをあれこれ考えるよりも、今は筆の扱いと文字造形について集中して学んでいただくことが目的なので、まずは、墨液を手に入れてください。慣れてきたら墨も磨りましょう!)

​小皿もどんなものでも構いません。シンプルな白の絵具溶皿などが良いと思いますが、洒落た豆皿などもいかがでしょう。

上記の3点をご用意されましたら、ひとまず実用書練習を始めるお道具は揃いますが、お道具は、書く時の気分を高める役割もあります。​是非、お気に入りのお道具を見つけてくださいませ。

3.書く前にしたいこと(小筆のおろし方)

新しい筆は、天然糊できれいな円錐形に整えられています。まずは、この糊を軽く落としてあげましょう。

この時、筆を全部おろしてはいけません。

穂先から三分の一程度をおろして下さい。

(筆の種類にもよりますが、ひとつの目安として、穂先の色がついている部分をおろすと良いです。)

 

また、小筆の場合、直接水につけてはいけません。ティッシュなどを水に濡らして、おろしたい部分を拭うようにします。(墨を取る時も同様です。)

 

4.小筆の正しい持ち方

まず、正しい鉛筆持ちをして、下記の写真のようにそのまま鉛筆を起こしてみてください。​この鉛筆をそのまま小筆に持ちかえるイメージです。

(正しい鉛筆の持ち方:写真のように、親指・人差し指・中指の3本の指を使って、力を入れずに優しく握ります。鉛筆の角度はおよそ60°です。)

*この持ち方は、実用書を書く際に書きやすい小筆の持ち方です。

 

5.墨のつけ方

 

墨液は、ほんの数滴だけで構いません。(実用書では、墨をあまりたくさん使用しません。)

毎回墨をつけた後、余計な墨をとり、穂先を整えてあげると書きやすくなります。

*墨が乾燥してくると粘り気のある濃い墨になり、筆が滑らかに動かなくなります。その為、墨は、少量を何度も入れ直す方が良いです。(同時に、筆についた墨もこまめに取ってあげましょう。)

 

6.書く時のポイント

 

書く時のポイントは、しっかりと筆を立てることです。

もし書く時、筆(毛部分)がしっかり立たずに寝てしまった場合、筆先が紙面に接する面積が増え、筆が紙をなでたような弱い線になってしまいます。

 

よく「筆は、立てて使いましょう!」と言われますが、要するに、「筆の毛部分」が紙と接している面積を如何にするか、がポイントなのです。

 

また、小筆を持つ位置を限りなく下で持つことによって、

安定した線が書きやすくなります。​

 

 

7.書いた後にしたいこと(小筆の洗い方)

 

小筆の洗い方は、濡らしたティッシュなどで小筆についた墨を毛の流れに沿って取り除きます。水道水で流したり、小筆を水につけたりなどはしないで下さい。

 

墨を取り除いたら、元通り、筆の形をきれいな円錐形に整えて下さい。

 

この時、筆の円錐形が少しでも歪んでしまうと、次に書く時に、線をまっすぐ書きにくくなります。

 

次にコンディション良く使うために、必ずきれいな円錐形にしてください。(*書く時も、一文字の一画ごとに、筆を円錐形に整えて書いて下さい。)

 

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