書家 木村 翼沙 Calligrapher KIMURA,Tsubasa-Isa
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まいにち美文字習得 オンライン無料講座・ひらがな編(全10回)
【2日目】ひらがな「か行」
美しい筆文字を書くためのオンライン無料講座「まいにち美文字習得」へようこそ!
この講座は、翼沙書道教室「実用書・筆耕コース」テキストの「基本練習・ひらがな」メニューより作成したものです。
本日は、ひらがなの「か行」を練習しましょう!
まずは、本日の動画をご確認ください!
動画は、テキストを見ながら、実際のスピードで書かれています。筆の動きや間合いなどをしっかり見て、何度も繰り返し練習してください。
<ポイント>
筆で書く時は、毛部分を開いたり閉じたりする上下運動が加わります。これが硬筆との最大の違いです!
(筆の動きを確かめながら書いてみましょう。)
*書き方のポイントや改善点などはこのページの下方にまとめています。ぜひご確認ください。
*「まいにち美文字習得」講座を受講中の方は、ご登録のメールアドレスに学習内容を順番でお送りいたします。
*お道具については、このページ下方の【練習を開始する前に】ボタンをクリックしてご確認ください。
*最新の動画やご案内が届きます。ぜひチャンネル登録をお願いいたします!
お手本付きなぞり書きシートを印刷して練習しましょう!
↓本日の練習シートはこちらからダウンロードしてください。
目次
ぜひ、先に練習シートをダウンロード&プリントアウトし、ご自身で実際に練習してからチェックしてみてください。
一言アドバイス
A 二画目が右外に角度がつきすぎたことも太くなった原因です。
B 筆をハケのように寝かせて使っているかも分かりません。筆は円錐形の頂点がしっかり紙に食い込むようイメージで使うと良いです。
C 一画目のカーブで筆を少し引き上げてください。
D 全体に不安定な印象を感じるのは、特に二画目の筆の向きが定まっていないことも原因です。
一言アドバイス
A 書道の仮名表現と実用書のひらがな表現は同じ細筆を使っていても表現が異なります。実用書の場合は、ひらがなであっても起筆45°を作りましょう。(逆に書道の仮名表現では起筆に角度をつけません。)
B 三画目の起筆が弱く、途中から線の太さが変わりすぎました。最初からしっかり起筆を出してください。
C Bの例と逆に三画目の起筆が強すぎました。この起筆の角度により穂先(筆の先)が線の中心を通ってしまいました。(これを中筆と言います。)楷書の表現では起筆を45°にして穂先が左側を通るように書きます。
D 良いバランスで書かれています。
一言アドバイス
A 前半で筆を右に傾けすぎているようです。筆は立てて使いましょう。
B 折れる部分は中心あたりを目指してください。
C 全体に小さすぎます。
D 筆の向きが定まっていないのと筆圧が強いことで線が揺れてしまいます。
一言アドバイス
A 縦線はまっすぐが基本です。カーブがある縦線もまっすぐな箇所を作ってからカーブをするようにしましょう。
B 「はね」もはねる動作ではなく、「はね」の形を作ることです。
C 最終画でもう少しまっすぐな箇所があれば良かったです。
D 使用している筆の毛部分が長すぎるかも分かりません。(筆を下ろしすぎている場合もあります。)
一言アドバイス
A 良いバランスで書かれています。二画目が一画目より、もう少し強いとさらに良いです。
B 一画目の線を直線的に書かずに、外側に弧を描くように書いてください。
C 一画目が小さすぎます。
D 二画目の中心がずれてしまいました。終筆もしっかり整えてあげましょう。
お道具や持ち方などの説明です。クリックしてご確認ください。
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